故障したオルタネーターをリビルト品に交換
オルタネーターをリビルト品に交換した際の作業記録となります。
作業を行った車両は以下です。
車両:ワゴンR
年式:平成12年
型式:GF-MC11S
エンジン型式:F6A
オルタネーターとは、リビルト品とは
オルタネーターとはエンジンの回転を動力として発電を行い、バッテリーを充電させる部品になります。
「ダイナモ」と表現される方もいらっしゃいますが、現在では同じオルタネーターを指していると考えても良いかと思います。
リビルト品とは、元々使用されていた部品を車両から取り外し、分解清掃や消耗品交換・劣化部品交換などのオーバーホールを行った部品のことです。
新品より低価格で、中古品よりも品質が安定しています。
ただしリビルト品を購入した場合は、それと同じ部品を返却する必要があります。
つまり、リビルト品に置き換え後は、取り外した部品を返送しなければなりません。
交換に至った経緯
オルタネーターから異音がしていたのでリビルト品に交換を行いました。
前記事のプーリ交換時にインパクトでの固定方法が悪かったのかもしれませんが、軸受けに問題が発生したのか「ヴィーン」と言う音を鳴らしながら走行していました。
(古い原付スクーターでたまに鳴っている様な音)
この時点で機能的に問題がある訳ではありませんでしたが、音が気になって仕方がなくなったので交換を決意しました。
準備したリビルト品のオルタネーター
購入したリビルト品です。
新品の様にキレイです。
オルタネーターの交換作業
バッテリーのターミナルを外します。
オルタネーターの固定ボルトを緩めてファンベルトを外します。
下記記事のプーリー交換時にもファンベルトを取り外しましたので参考にして下さい。
以前の記事で記載したようにオルタネーターを取り外します。
(ボルトを緩める、B端子・コネクタの取り外し等)
オルタネーター固定用のブラケットも同梱されていたので、せっかくなので交換しました。
次にオルタネーター本体の比較です。
左:リビルト品 右:取り外し品
組付けは逆手順で行います。
バール等でオルタネーターに力を加えてベルトテンションを張ってボルト固定します。
オルタネーターにバールを引っ掛ける際は網目状部分を避けるようにします。
その他、取り外した部分を復旧します。
その後無事にエンジン始動ができ、異音はなく正常に動きました。
作業後は取り外したオルタネーターを期日中に指定通り返送します。
以上となりますが、参考程度として頂き、作業は自己責任でお願い致します。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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