2分配ビデオケーブルで車載後付けモニター増設（分配器不要）
車載モニター（ヘッドレストモニター、サンバイザーモニター、フリップダウンモニター）を追加する際は分配器（ビデオブースター）を使用することが一般的ですが、電源線などを接続しなければならないので少し手間です。
今回の記事では分配器ではなく2分配ビデオケーブルを使用して、メインモニター（ナビ等）以外に2つのヘッドレストモニターを接続したので紹介します。
2分配ビデオケーブルの紹介
RCAケーブルのビデオ端子（黄色）を2分配するAVケーブルです。
入力された映像と同じものを出力側2ヶ所にも表示させることができます。
2分配ビデオケーブルの取り付け作業
まずはナビ（オーディオ）を外して裏側にある配線を確認できるようにします。
今回作業を行った車両（トヨタのマークⅡブリット）の社外ナビ脱着作業を以下の記事で紹介しているのでよければ参考にしてみて下さい。
ナビの裏側に出ている配線の「リアモニター出力（RCAケーブル：黄）」を使用します。
その出力ケーブルに今回用意した2分配ビデオケーブルを取り付けます。
2分配された先に追加したいモニターの入力ケーブルを接続します。（今回の作業ではヘッドレストモニター左右）
追加モニター側の作業として、電源とアースの接続が必要になると思います。
接続したRCA端子にビニールテープを巻き付けて不意に抜けてしまわないようにしておくと安心です。
ナビを収納する前に動作確認を行い、問題なければ復旧します。
復旧後に動作させると問題なくヘッドレストモニターが2つ表示されました。
映像の乱れや画質の悪さ等の悪影響は特に感じませんでした。
まとめ
分配器（ビデオブースター）を使用せずに2分配ビデオケーブルでヘッドレストモニターを2つ接続し問題なく表示させることができました。
画質に拘る場合や、更に多い数のモニターを接続する場合は分配器を用意する方が良いかもしれません。
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