フェンダー爪折り機の使用方法と私が実感した注意点

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フェンダー爪折り機の使用方法と私が実感した注意点

タイヤがフェンダーに当たっている場合に、フェンダー爪折り機を使用して解消する方法があります。

通常の車でタイヤとフェンダーが当たることはありませんが、車高を下げた場合や、タイヤサイズを大きくした場合に干渉する可能性があります。

フェンダーのアーチ状の端面は強度を上げる為に内側に折り曲げられています。
この部分を更に折り曲げて畳むことでタイヤからの距離を確保し、タイヤと干渉しないようにします。
フェンダー爪折り機に設置されているローラーを物理的に接触させて、フェンダーの内側を変形させます。

フェンダー爪折り機の使い方

まず爪折り機本体を準備します。
穴の開いている円盤部が車両のハブに取り付ける位置で、先端の赤いローラーがフェンダーを押さえ付ける場所です。

早速ですが車両に取り付けしていきます。
車両をジャッキアップしてタイヤを外し、ハブボルトに爪折り機を通して専用ワッシャを挟んでナット固定します。
専用ワッシャは5個用意されていますが、3個のナット固定で作業しました。

専用ワッシャの穴の口元はテーパーになっているのでホイールナットをそのまま使用することができます。

爪折り機にある3ヶ所の可動部を駆使してローラーをフェンダーの変形させたい部分に当てます。
まず1ヶ所目、黒色のノブを緩めると先端を伸縮させることができます。

2ヶ所目、ローラー近傍のレバーを緩めると首部分の角度を変更できます。

3ヶ所目、両端に赤色の球が付いたレバーを回転させると、アーム全体の角度が変化します。
爪折り作業中に押し当てる力を変化させたい場合には基本的にここで調整を行います。

ローラーの位置が決まれば主に3ヶ所目の角度調整を行いながらローラーを少しずつ押し付けて、ハブを中心に往復移動させ何度にも分けてフェンダー内側を徐々に変形させていきます。
その際にボディの塗装が割れてしまうのを防止するためにヒートガンで塗装を温めて割れにくくすることが必要です。

作業前のフェンダーです。
フェンダー内側への折り曲げが大きいので、走行中の少しのバウンドで接触していました。
最悪の場合バーストを起こして重大事故に繋がる危険な状態でした。

作業後のフェンダーです。
フェンダー内側の折り曲げを畳むことができました。
完全に折り返すことはできていませんが、この状態でも走行中のバウンドで接触することがなくなりました。

実感した注意点

爪折りを行う際は何度にも分けて少しずつ変形させる必要があるので時間がかかってしまいます。
その時間を面倒に感じてしまい無理な力を掛けて短縮しようと考えると工具を壊してしまう恐れがあります。

実際、前述の角度調整(3ヶ所目)レバーを力一杯締め込んだ状態でローラーを往復させて時間短縮しようとした結果、ネジ山を潰してしまった経験があります。
ネジ山が潰れると、その箇所から角度調整することができなくなってしまいました。

その為、時間を掛けてでも焦らずに少しずつ変形させることが重要だと考えます。

まとめ

車高を下げたり、タイヤサイズを大きくしたりするとタイヤがフェンダーに当たる場合があります。
その対策としてフェンダー爪折り機を使用し、フェンダーの折り曲げを畳んで干渉しない様にする方法があります。

フェンダーにローラーを物理的に接触させて変形させるため、少しずつ押し当て位置を変化させながら同じ動作を繰り返していきます。
その際、塗装を割れにくくするためにヒートガンで温めながら実施して下さい。

無理に行うと工具を壊してしまう恐れがあるので、焦らず少しずつ実施することが重要です。

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