シャーシブラックを錆の上からスプレーして約8年後の実録
中古で購入した車両の足回りが錆だらけだったのでシャーシブラックを使用しました。
錆は広範囲に及んでおり、錆を落とすという考えには至らなかったので、錆の上からスプレーすることにしました。
スプレーしてから車両を使用している地域は海沿い・雪国でもありませんが、約8年経過した後の足回りには錆が進行したような形跡は外見からは確認できませんでした。
ベストな方法ではないと思いますがその実録をご紹介します。
シャーシブラックを錆の上からスプレーした実録
シャーシブラック使用前
購入した中古車をジャッキアップすると足回りが錆だらけでした…
状態は以下の写真の通りです。
シャーシブラック使用
これから乗り続ける車の状態としては不安が残りますが、この様な車両は数えきれない程全国で走っていると思うので悲観せずに大切に乗れる様に対処したいと思います。
とは言え、全ての錆をヤスリで削り落としてコーティングする程の手間をかける気力や、つもりもありません。
とりあえず錆の上からシャーシブラックのスプレーを噴き掛けました。
ブレーキ部分などのスプレーが付着してほしくない箇所は段ボール等でガードしてざっくりとスプレーしていきます。
シャーシブラック使用後(約8年後)
購入時にシャーシブラックを一回使用してから何も実施せずに約8年経過した足回りが以下の写真となります。
塩害の出にくい地域で使用していたことも幸いして、錆が広範囲にあったと思えないレベルで保たれていました。
汚れが付着して表面が確認しにくいですが、数年間使用した一般的な車両と遜色ないと感じます。
(写真のホイールとサスペンションが換わっていますが同車両です。)
参考(シャーシブラック以外の方法)
錆転換剤
錆を取らずに塗布して錆止めができると謳われた商品も存在します。
錆転換剤と呼ばれるもので、赤錆を黒錆に変化させて錆の進行を止めてくれるそうです。
アンダーコート
スプレーした場所にクッション性のある厚い皮膜を作り出して保護してくれるそうです。
クッション性があるので飛び石などの物理的なダメージにも比較的強いようです。
まとめ
中古で購入した車両の足回りが錆だらけだったので錆の上からシャーシブラックを行いましたが、今回の条件下では約8年経過した後でも足回りには錆が進行したような形跡は外見からは確認できませんでした。
ベストを尽くすのであれば錆を全て除去してからシャーシブラックやアンダーコートを行う方が良いとは思いますが、広範囲の錆を除去することは相当な根気が必要になります。
錆の上から塗って錆の進行を止めてくれる錆転換剤を活用してみても良いかもしれません。
塩害が出やすい地域では進行は早いかもしれませんが、出来るだけ大切に乗れる様な対策が出来れば良いのではないかと思います。
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