クロスバイクの曲がったディレラーハンガーを交換
クロスバイクのディレーラーハンガーが曲がってしまったので新品に交換した際の作業記録となります。
雨の日に自転車で走っていたのですが、グレーチングを避けた先にあった溝にタイヤが嵌まり込んでしまい大きく転倒してしまいました。
運悪く変速機側から転倒してしまったのでディレーラーハンガーが曲がってしまいました。
ディレーラーハンガーとは
クロスバイクやロードバイクなどに搭載されているリヤディレーラー(後輪の変速機)を固定している部品です。
取り付いている場所は、リヤディレーラーとフレームを繋ぐ位置にあります。
役割は、転倒時などにディレーラーやフレームにかかる衝撃を吸収することです。
ディレーラーハンガーは意図的に曲がりやすい材料で作られています。
転倒などの衝撃が加わった際に、故障してほしくないディレーラーやフレームなどに衝撃が伝わる前に、ディレーラーハンガーが変形することにより衝撃を吸収するクラッシャブルゾーンになっています。
このお陰で私のクロスバイクもディレーラーが故障することはありませんでした。
(傷は付いてしまいましたが。。。)
ディレーラーハンガーが曲がった状態
ディレーラーは故障していませんが傷が付いてしまいました。
真後ろから見るとディレーラーが傾いて取り付いているのがわかります。
本来であればチェーンが真っすぐ取り付いているはずなのです。
新品のディレーラーハンガーとの比較
ディレーラーハンガーは車種によって形状が異なるので自転車屋に車両情報を伝えて部品を取り寄せて頂き、購入しました。
車両から取り外した曲がったディレーラーハンガーと、新品のディレーラーハンガーを比較すると明らかに違うことがわかります。
別アングルで見ると曲がった箇所が白化していることがわかります。
新品のディレーラーハンガーに付け替え
合計3ヶ所のボルトで固定しますが、その内細いボルト2本は新品が付属していました.
ボルトのネジ部に塗布されている青色は緩み止め剤です。
取り替えるとチェーンは真っすぐ取り付いています。
まとめ
ディレーラー側に転倒してもディレーラーハンガーがある程度の衝撃は吸収してくれます。
しかし、逆に考えると少しの衝撃でもディレーラーハンガーは曲がってしまうので注意が必要です。
根本的に自転車に乗る際は転倒しないように注意しながら安全運転しましょう。
おまけ(今回作業した車両 メリダTFS 100-Rの紹介)
車両:CROSSWAY BREEZE TFS 100-R
車種記号:AMC1466
色:EG04(フレッシュグリーン)
タイヤ: 700×32C
チューブバルブ:英式バルブ
変速:21段シフト(フロント3段×リヤ7段)
タイヤは32Cの幅で、一般的なクロスバイクよりも太目のタイヤ幅なので街乗りしやすいです。
ただしタイヤ幅が大き目である分、路面との抵抗が大きくなるのでスピードではやや劣ると思います。
と言ってもママチャリと比較すると断然楽に速く走ることができますし、段差などにも強いので良い車両だと思っています。
タイヤの空気を入れるバルブは英式バルブなのでママチャリなどと同じ空気入れが使えます。
スタンドは標準で付いています。
クロスバイクに標準でスタンドが付いていない仕様が増えている中で、標準で付いているのは嬉しいです。
追加で取り付けた泥除けのブラケットはこの場所に固定できます。
フロント
リヤ
鍵(ワイヤーロック)はサドル下に取り付けできます。
以上となります。
最後までに見て頂きありがとうございます。
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