車輪を外さずに自転車の後輪パンクを自分で修理する方法

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車輪を外さずに自転車の後輪パンクを自分で修理する方法

子供乗せ電動アシスト自転車の後輪がパンクしてしまったので自分で修理してみました。

タイヤのチューブに小さい穴があいていたのでパッチを貼るだけで直せました。
車輪を外さずに修理を行えたので1時間以内に作業は完了しています。

その作業工程をご紹介します。

自転車のパンク修理作業手順

タイヤチューブの取り出し

まずタイヤの状態ですが、パンクして完全に空気が抜けています。
このまま走行するとタイヤやホイールにもダメージが加わり更に修理する範囲が拡大してしまいます。
また、何よりも走行が不安定になり事故に繋がる恐れがあるので、すぐに修理が必要です。

チューブを取り外す準備として、バルブを外せるようにしていきます。

バルブのキャップを取り外します。

先端のナットを取り外します。

虫ゴムを取り外します。

バルブ根本のナットを緩めます。

ナットを完全に取り外します。

タイヤレバーをてこの原理で使用し、タイヤのビードを浮かせて、タイヤレバーをスポークに引っ掛けて固定します。

2本目のタイヤレバーを使用して徐々に周囲のビードも外していきます。

ある程度ビードが外れてくると手の力だけで浮かすことができます。

片側の全周のビードをリムから外せたら、バルブを外側へ押し込んで取り外します。

バルブが固定されている箇所のチューブをタイヤの外側へ取り外します。

そこを起点に、チューブの全周を引っ張り出します。

パンク箇所の特定と修理

外に出したチューブのバルブに虫ゴムとナットを取り付けて空気を入れられる状態にします。

ある程度を空気入れます。

空気が入ったチューブをバケツに溜めた水の中に浸けて、空気が漏れている箇所を探します。
チューブを少しずつ移動させながら全周を確認していると、空気がブクブクと出ている場所を見つけました。

ドライバーで示している亀裂から空気が漏れていました。
このパンクは穴が大きかったので、水に浸さなくても場所が特定できるほどエアー漏れ音が出ていました。

パンクの穴周囲を紙ヤスリで擦って、表面を荒らします。

後で貼り付けるパッチの大きさよりも広い範囲を荒らしております。

ゴムの削れカス等の汚れを拭き取ります。

修理箇所にゴムのりを塗布します。

指で伸ばしていきます。

パンクの穴を中心に、パッチの大きさよりもやや広い範囲に塗布します。

3分程度放置して乾燥させます。

パッチのアルミ箔を剥がします。

穴を中心にパッチを貼り付けます。

タイヤレバーの端を使って、パッチをビニールの上から強く擦ります。

パッチ全面をしっかりと擦りました。

ビニールを剥がします。

パッチがしっかりと貼り付いていることを確認します。

再度チューブに空気入れてバケツの水を用意します。

修理した箇所を水に浸けて空気が漏れていないことを確認します。
そして、念のため他の箇所にもパンクがないことも確認しておきます。

タイヤチューブの取り付け

パンクが直ったことを確認できれば、虫ゴム外して空気を抜きます。

バルブをホイールの穴に差し込みます。

ナットを仮固定します。

車輪を回しながらチューブをタイヤの内側に全周入れます。
このままではタイヤの中でチューブが捻じれやすいので少しだけ空気を入れておくと作業が行いやすいです。
そのため虫ゴムを取り付けて、少しだけ空気を入れます。

車輪を回しながらチューブが均等にタイヤに収まっているか確認します。
問題なければタイヤのビードをリムに手で嵌めていきます。

手で嵌められない固さになればタイヤレバーを使用して全周嵌めます。
タイヤレバーでチューブを傷付けない様に注意が必要です。
取付けができればタイヤを全周握って中のチューブを馴染ませます。

ナットを固定します。
ただし適度な力で締め付けを行います。
ここを締めすぎるとバルブ根本のチューブがパンクする恐れがあります。

チューブがビードに挟まったまま空気を入れるとパンクする恐れがあるので、ビードを指で押し込んでチューブが挟まっていないことを確認します。
問題なければ空気を入れます。

バルブにキャップをします。

最後に試運転を行って作業完了です。

まとめ

子供乗せ電動アシスト自転車後輪タイヤのパンク修理を行いました。

車輪は外さなくても、チューブさえタイヤから抜き出すことができれば作業することができます。
チューブにあいた小さい穴にパッチを貼るだけで直せたので、費用は非常に抑えることができました。
また、作業も簡単で1時間以内で完了することができたので、自分で修理するメリットは大きいと感じました。

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