直噴エンジンのカーボン対策で燃料添加剤を入れてみた

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直噴エンジンのカーボン対策で燃料添加剤を入れてみた

エンジンのシリンダ部に直接燃料を噴射する「直噴エンジン」は、通常のエンジンと比較してカーボンが堆積しやすい構造です。
その堆積したカーボンが原因で、エンジンが本来の性能を発揮できない問題があります。

カーボンを除去するには、燃料添加剤を使用する方法や、アクセルを踏み込んで高回転で走行する方法などが知られています。

燃料添加剤を使用する方法

燃料添加剤の効能

燃料添加剤のPEA(ポリエーテルアミン)が、エンジン内部(シリンダ内やバルブ等)に堆積した汚れ(デポジット)を取り除いて洗浄してくれます。
デポジットを除去することによりエンジン本来の状態に近い性能を発揮してくれるようになるはずです。

新しい車両に投入すると汚れの堆積予防が期待でき、古い車両に投入すると性能の復活が期待できます。
汚れがひどい車両には連続して使用することで、更なる効果が期待できます。

燃料添加剤の入れ方

先に投入する量を確認しておきます。
投入する量は添加剤によって指定されており、今回使用したAZ製FP013は自動車40~60Lの燃料に対して約150mlの添加が推奨されていました。
多く入れれば良いという訳でもなく、濃度が高すぎても効果が十分に得られないので推奨値を確認してから使用しましょう。

燃料が少なくなって給油するタイミングで燃料添加剤を入れるのが好ましいです。
燃料を給油する前に、添加剤を推奨の約150ml投入しました。

その後、添加剤を攪拌する様に燃料を満タンまで給油します。
後は普段通り走行するだけです。

ただし、この濃度のままで極力使用したいので、途中での燃料継ぎ足しは避けて空に近いところになってから給油を行う方が良さそうです。
また、症状が悪い場合には2~3回程度続けて使用すると効果が大きいようです。

お勧めの燃料添加剤

AZ/ FCR-062

比較的安価で入手することができるものです。
内容量違いのラインナップも多数販売されているので、必要な量で購入しやすくなっています。

タービュランス・リミテッド/GA-01

やや高額ですが評判が良い添加剤です。
快調な車両に予防として投入すると変化は感じられませんでした。
しかし、調子の悪くなった三菱DGIの車両に投入したところアイドリングが安定し、効果があることを実感しました。

ワコーズ/フューエルワン

燃料添加剤の中で知名度が非常に高いものです。
効果や評価も高く間違いはないと思います。

まとめ

燃料添加剤を使用することでエンジン内部に堆積したデポジットを除去して、エンジン本来に近い性能を取り戻すことができます。
調子が悪くなる前に使用することで予防もできるので定期的に使用しても良いと思います。

使用方法はとても簡単で、燃料を満タンにする直前に燃料タンクへ投入するだけです。
あとは通常通り走行するだけで効果が得られます。

特に直噴エンジンはカーボンが堆積しやすいので、ご使用をご検討してみては如何でしょうか。

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