【アシナガバチ】蜂の巣を作らせない対策方法

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【アシナガバチ】蜂の巣を作らせない対策方法

家の周辺で頻繁にハチを見かけるようになると近くに巣を作られている可能性があります。
私は実際、自宅のバルコニーに1シーズンで3ヶ所もアシナガバチに巣を作られてしまった経験があります。
その時は蜂の巣予防をする知識がなく、何も対策を行っていませんでした。
翌年からはハチ駆除スプレーを使用して予防を行ったところ、スプレーを吹き付けた箇所には蜂の巣を作られませんでした
今回の記事ではアシナガバチに関する巣作り予防方法と、実際に作られたアシナガバチの巣の情報を紹介します。

蜂の巣が作られた場所

バルコニー洗面台下部

バルコニーに設置している洗面台下部に作られていました。
陶器の様に表面が滑らかでも作ることができる様です。

たまたまハチを見かけたので目で追っていると洗面台の影に隠れた後出てこなくなったので覗いてみると巣を作っているところでした。
このハチはスプレーを用いて駆除しました。

軒下

ある日の午前中に、軒下にハチがうろついている所を目撃しました。

不審に思っていたので、夕方に同じ場所を見てみるとハチが変な角度で止まっていました。

ハチが立ち去ると作りかけの巣がそこにありました。

半日でここまで巣を作り上げることを知りました。
このハチは再度戻ってきたところをスプレーで駆除しました。

エアコン室外機内

この時もたまたま見かけたハチを目で追っているとエアコン室外機の前面から侵入していくところを目撃し、しばらく見張っていると数分後に飛び立っていくところも確認できました。

その後も何度か同様の光景を目にしたので室外機内に巣を作られていることを確信しました。
室外機にいるハチの駆除を行う場合、ハチ達の動きが鈍く且つ巣に戻ってきている夜間に、室外機にビニール袋を被せて燻煙を行うことでハチを駆除する様ですが、恐怖に負けてしまい今回は業者に依頼しました。
室外機の上蓋を開けてもらい駆除して頂きましたが、巣は蓋に作られているのではなく、側面の壁に作れていました。

エアコンダクト下部

今回もエアコン室外機付近にハチが消えていくのを見かけましたが、自力での駆除を行うことにしました。
室外機にハチが隠れたのを確認し、その後10分程度見張っているとハチが出てきたのでスプレーを使用して駆除を行いました。
女王蜂が巣を作る時期だったので巣には他のハチがいないはずなので、巣があると考えていた室外機の蓋を取り外しましたが、しかしその中にはどこにも巣は見当たりませんでした。
疑問に思い周辺を探していると、室外機から出ているダクトのU字に曲がった箇所の下部に巣がありました。
こんな所にまで作るのかと驚きました。

蜂の巣を作らせない予防方法

私が実施している方法は市販のハチ駆除スプレーを、蜂の巣が作られる前に吹き付ける方法です。
ハチ駆除スプレーにはハチが嫌う成分が含まれているので、吹き付けた箇所には蜂の巣が作られにくいというものです。

だいたい1ヶ月前後の予防効果があるようですが、長いものだと4ヶ月の予防効果を謳っている商品もありました。

実施時期

蜂の巣予防のためのスプレーを行うのは3月下旬~4月頃に実施するようにしています。
女王蜂が巣を作り出すのは4~5月と言われているので、そもそもこの場所には巣を作りたくないと思わせる必要があると考えています。

実施場所

現時点で私が毎年実施している場所になります。
この内容で全ての家が網羅できる訳ではなく、また注意点もあるので参考として下さい。

軒下

軒下の屋根の裏側や、軒下の壁の側面部です。

エアコン室外機内

室外機の蓋を開けた内側と、室外機本体の内側側面です。
室外機の中に巣を作られてしまうと、ハチの動きが見えずらくて駆除しにくくなるため、この場所の予防は重要と考えます。
ただし室外機本体の電装部品にスプレーがかかってしまうと故障する恐れがあるので無暗にスプレーを吹いてはいけません。
正しいか定かではないですが私が室外機本体にスプレーを行う場合は、スプレーの噴射口を対象まで極力近づけることで粒子が撒き散らないようにしています。
もちろん電装部にはスプレーは行いません。

その他

雨が凌げて乾いた場所に巣を作る習性があるので該当しそうな場所はスプレーを行っておきます。
過去に巣を作られた場所はハチが好む場所ということなので、当該場所にも予防を行うようにします。

スプレーを行う際の注意点

スプレーを行う際はマスクやゴーグルなどの保護具を装着しておくことをお勧めします。
スプレーを上方に吹き掛けた後に地面を見ると少し濡れた様な状態になっていたので、スプレーの粒子が広範囲に撒き散っていると考えます。

同じ箇所に長い時間吹き付けないことです。
ハチ駆除スプレーは長距離噴射できるように短時間に大量の薬剤を出すことができます。
そのため同じ箇所にスプレーが掛かると雫が垂れる程になってしまいます。
私の感覚ですが同じ箇所には1秒以内で止める方が良いと思います。
なので実際に予防スプレーを行う際はスプレーを常に移動させながら吹き付ける方が良いです。
また、短時間で大量に出るので、すぐに1本を使い切ってしまいます。

ご近所さんへの配慮を行うことです。
スプレーの粒子がどこまで飛散しているか目視では確認できませんが周囲に撒き散ってしまいます。
その為、ご近所さんが洗濯物を干していたり、子供たちが遊んでいる近くでスプレーを吹くことは避けた方が良いと思います。

予防を行った実績

【3年前】
予防:なし
作られた巣:3ヶ所(バルコニー洗面台下部、軒下、エアコン室外機内)

【2年前】
予防:ハチ駆除スプレーによる予防(前年に巣を作られた箇所)
作られた巣:なし

【1年前】
予防:ハチ駆除スプレーによる予防(前年同様)
作られた巣:1ヶ所(エアコンダクト下部)

【本年(8月時点)】
予防:ハチ駆除スプレーによる予防(前年同様+エアコンダクト下部)
作られた巣:なし

この実績だけを見るとスプレーによる予防を行った箇所には巣が作られていないことがわかります。

ハチを駆除したい場合

スプレーを使用してハチを駆除したい場合の要点をまとめました。
・ハチの動きが鈍く、巣に戻ってきている夜間に駆除を行う。
防護服を身に着ける。(黒色は攻撃されやすいので、白色の服にする
・香水やシャンプーなど、ハチが反応する様な甘い香りをさせない。
・ハチに向けて駆除スプレーを噴射する場合は、怯まずに吹き続ける
(吹き付けた瞬間から攻撃態勢になるので一気に仕留める)

まとめ

私のアシナガバチに対する体験では、ハチ駆除スプレーによる予防には効果があることがわかりました。
予防する時期は巣作りが始まる前の3月下旬~4月頃が良さそうです。
ハチが巣を作る場所は条件があり特定されていくので、作られやすい場所付近にスプレーを行うと効果的です。
スプレーは人体にも悪影響があるので保護具を使用し、周囲にも気を使いましょう。
もしも巣を作られてしまった場合やスズメバチの駆除が必要な場合、自分での駆除に自信がなければ専門業者に依頼することも検討しましょう。



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