24時間換気(熱交換気ユニット)のフィルター掃除と外し方
一戸建てに設置されている24時間換気(熱交換気ユニット)のフィルター掃除と外し方を紹介します。
24時間動き続いているだけあって1ヶ月もするとフィルターにホコリや虫が詰まってくるので定期的な掃除が必要です。
本記事では私が月に一回行っている掃除方法となります。
フィルターの取り外しと掃除
今回作業を行った24時間換気ユニットです。
品名:熱交換気ユニット
型式:FY-T12VBD1CL
リモコンを見ると「フィルターお手入れ」のランプが光っていました。
これは設定した時期が来るとランプが光るようになっています。
本体側に切換スイッチが付いており「設定なし、90日、30日」の3パターンから選択できる様になっています。
フィルターを取り外すために運転を停止します。
リモコンの上側のボタン「24時間換気」を3秒長押しすると、運転ランプが消えて停止します。
熱交換気ユニットの排気フィルターに付いているレバー2ヶ所を「とめる」から「はずす」にスライドします。
排気フィルターを外します。
排気フィルターにホコリが詰まっているので掃除機で掃除しました。
半分を掃除したことでホコリの詰まり具合が顕著にわかります。
次にフィルターケースを取り外します。
2ヶ所のローレットノブを緩めて、固定金具を外に広げます。
フィルターケースを下方向に外すことができます。
粗塵防虫フィルターが取り外せる状態になります。
ツマミを押しながら、ずらすと引き出すことができます。
(粗塵防虫フィルターを外した状態だと知らない間に部屋へ虫が入る可能性があるので、私は一時的にフィルターケースを戻しています。)
粗塵防虫フィルターを掃除します。
虫の死骸などが写っているので、やや閲覧注意です。
スライドするとフィルター部とフレーム部に分解することができます。
フィルター側の隅に虫の死骸が集まっていました。(閲覧注意)
フィルターを水で流しながらブラシで洗いました。
1/4を掃除しました。
かなり汚れていたことがわかります。
水洗いで落ちない汚れには、ぬるま湯に浸して台所用中性洗剤で洗うと良いそうです。
フィルター掃除が終われば乾燥させます。
スライドしてフィルターを組み立てます。
あとは、室内にて分解の逆手順で組付けていきます。
仮付けしているフィルターケースを外して、粗塵防虫フィルターを取り付けます。
その後再度フィルターケースを取り付けます。
最後に排気フィルターを取り付けて、部品の組付けは完了です。
リモコンの「リセット」を3秒長押しします。
すると、フィルターお手入れのランプが消えてアラームがリセットされます。
そして運転を再開します。
「24時間換気」ボタンを短く押すと運転が開始されて、ボタンを押す毎に運転動作が切り替わります。
今回は「弱」にて運転を行うことにしました。
これで作業は終了です。
【番外】給気清浄フィルター交換方法
定期的なお手入れが不要ですが、約2年毎に交換が推奨されている給気清浄フィルターの交換方法です。
給気清浄フィルターはフィルターケース(粗塵防虫フィルターの手前に付いていた部品)に取り付けられています。
給気清浄フィルター単体をスライドして取り外します。
新品の給気清浄フィルターに交換を行います。
品名:取替用給気清浄フィルター(交換用微小粒子用フィルター)
型式:FY-FDD2217AC
取付け時には、ケースとフィルターの向きを合わせます。
ケースとフィルターのどちらにも「素子側↑」という表示がありました。
まとめ
24時間換気(熱交換気ユニット)を運転していると、1ヶ月もすればフィルターにホコリや虫が詰まって効率が悪くなります。
その為、定期的な掃除が必要になります。
今回ご紹介した掃除は最低限の内容なので、装置に付属している取扱説明書もご確認してみて下さい。
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